むかし話 その2

2003年7月26日
夫は元々繊細で優しい人だ。家事に対する理解と協力が無かったにしろ、あの夜、あんな言い方しなくてもよかったのに。
もう少し優しい言い方ができただろうに。
酷い事を言ってしまったと後悔し、謝った。
夫は一応「わかった」と言ってくれた。

夫は酷い断られ方をしたのに、また私を求めてくれた。
気持ちの上では夫のことが好きなのに、身体が反応しなくなってしまった。
感じなくなり、濡れなくなってしまったのだ。
平日は仕事で遅くなり寝るだけの生活で、週末は何故か毎週夜になると頭痛がして、先に一人で休むことが多かった。
まるで夫に求められるのを拒否しているかのように。
自分でも歯がゆかった。夫のことは好きだったし、今の関係をなんとかしたいと思っていたから。

夫は不眠症になり、明け方やっと眠りにつくようだった。それと同時にお酒を飲む量が増えた。
そして自分の部屋にこもる事も多くなった。

それでもSEXは時々した。
が、徐々に間隔が開いていった。
私も夫に悪いと思いながらも、自分から求めることは出来なかった。
夫も濡れない女とSEXするのは嫌だったのだろう。
気がつくと私達はセックスレス夫婦になっていた。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索